本気になるということ

こういう仕事をしているから、僕はいつだって何事もコツコツとやってきたように思われがちだ。

ただ、いつもいつもそうではなかったということは伝えたい。

僕だって、サボる時はサボってしまう。

 

たとえば過去にこんなことがあった。

週に1回、僕はパーソナルトレーニングを受けていた時期がある。

 

完全に決まっていたわけではなかったけれど、だいたい毎週木曜日だった気がする。

パーソナルのトレーニングに入る前に、一旦、体重、体脂肪、筋肉量が測られる。

 

ぶっちゃけ、僕はこの瞬間のために努力をしていた。

 

いや、違うな。

この瞬間のためだけに努力をしていた。

 

1週間のスケジュールはこんな感じだ。

 

木曜日　

パーソナルトレーニング、そして開放感で酒を飲みまくる。

 

金曜日

まだ６日もあるし、酒を飲みまくる。

 

土曜日

まだまだ５日もあるし、酒を飲みまくる。

 

日曜日

そろそろ酒との生活にお別れを、、、と思いながら酒を飲みまくる。

 

月曜日

体重が落ちていないことに焦りを感じ初めて酒量を減らす。

 

火曜日

徹底した食事制限。

 

水曜日

徹底した食事制限

 

木曜日（測定当日）

食事抜きからの水抜き。笑

そして再び体重測定。

 

本当に自堕落極まりない。

情けないけれど、これが僕だった。

 

マジでこの頃はちょっとしか痩せなかったし、なんなら太った。笑

 

週１のパーソナルの機会があるから、なんとか痩せようと努力をしていたけど、実際はその日の体重測定を誤魔化すためだけの形式上の努力でしかなかった。

 

僕がやや本気になったのはフィジークの大会10ヶ月前で、ガチで本気になって取り組んだのは最後の2ヶ月だけだった。

 

そして本当に体が変わったのもその2ヶ月間。

 

本気になってからが勝負。

これを痛感した。

 

僕らは受験生たちに対して、いち早く本気になって欲しいと思っている。

なんならもう、高２生に対しても同じことを思っている。

 

いいかみんな。

本気になってからが勝負だ。

早く本気になれ。

 

ではまたー！