真面目に頑張っている子

今回の中学生の定期テストは、そこそこいい点数が出るのではないだろうか？

今回は出そうな気がする。

そんな気がしている。

根拠？

なんとなく。笑

よく不良なんかが更生していい人になっていくエピソードを美談として取り上げているようなテレビ番組や記事を見るけど、あれを見るたびに違和感しかなかった。

元暴走族だけど、今は頑張ってます系のあれだ。

そんなの、昔から真面目に生きてて、今も真面目に生きている人の方が、いいに決まっている。

どうして昔は優等生でした、今も優等生です、みたい人が世間的には取り上げられないのだ！

まあ、世間の注目を浴びられないからだろう。笑

「昔から超がつくほど真面目だったAさん。

誰に対しても優しく、とても気が利くいい子で、周りの子達からはパパと呼ばれていた。

そんな彼の中学時代の同級生に聞いてみた印象ランキングは『１位：真面目、２位：優しい、３位：きっちりしている』だった。

さて現在30歳になったAさん。

彼の同僚に聞いてみたAさんの印象ランキングは『１位：優しい、２位：真面目、３位：良いお父さん』だ。

中学時代とほとんど印象が変わらないというところからも、彼の真面目さがうかがえる。」

こんな番組があっても良いのになぁ。

ただただ良い人を取り上げてみた的な。

まあ、視聴率は全然取れないだろうけど。笑

だから勉強においても同じことが言える。

どこかの塾を批判するわけではないけど、点数アップを誇るのはちょっと違うような気がする。

もう一度いうが、別にどこかの塾の広告を見て批判がしたいとかではない。

そもそも僕はあまり広告を見ない。

「100点上がりました！」って確かに聞こえはいいけど、元の点数次第じゃ100点も上がらないような子なんてたくさんいる。

というよりうちの子たちは100点もあげるのがそもそも不可能な子が多いわけよ。

100点もアップしてりゃ確かにそりゃすごいことだし、目を引く数字ではあるけれど、僕はその子以外にも他の子にも目を向けて上げたい。

450点ぐらいを超えてくれば、1点を上げるだけでも一苦労だ。

１教科でも成長した教科があれば褒めてあげたい。

むしろ475点ぐらいになると、その点数を維持するだけでも大変だろう。

何が言いたいかっていうと、普段からちゃんとやっている子ってのは、その状態が当たり前になってくるので、逆に人の注目を浴びにくくなってくる。

褒められる機会が減るかもしれない。

というわけで、優秀なお子さん、真面目なお子さんをお持ちの保護者様も、努力を認めてもっともっと褒めてあげてください。

僕も頑張りまーす。