• 福岡市東区香椎にある、小学生、中学生、高校生を対象とした進学塾

自己評価

ここ数日、中2生のお問い合わせが増えている。

3日ぐらいで、立て続けに3件ほど。

やっぱりテスト後だからだよなぁ。

 

 

この毎回のテスト返却で思うのは、自己評価の重要性だ。

 

例えば80点のテストが返却された時のことを考えてほしい。

ある子は両手をあげて喜び、ある子はまずまずと納得し、ある子は落胆する。

中には悔し涙を流してしまう子もいるかもしれない。

 

同じ80点なのに。

不思議じゃない?

 

 

これは自己評価のせいだ。

いつも60点の子からしたら、80点は嬉しい点数だろう。

 

いつも80点の子だと、80点は及第点ってところだろうね。

 

いつも90点ぐらいの子だと、きっと悲しむと思う。

 

いつも100点近く取っている子だと、発狂するレベルで低い点数だと感じているかもしれない。

 

点数に対するリアクションを見た時に、その子がどの点数を目指して勉強していたのかが、本当の意味でわかる。

口先だけで掲げていた目標点なのか、本気で目指していた目標点なのか。

 

 

だから何が言いたいかって話なんだけど、テストってのはテスト勉強に取り掛かる前の段階から、8割がた点数は決まってますわって話だ。

 

また例え話になるわけだけど、遠くまでボールを投げる時のことをイメージして欲しい。

10m先にボールを投げる時と、50m先にボールを投げる時、同じだろうか?

 

50m先にボールを投げることができるかできないかギリギリの人だと、力一杯振りかぶって、思い切り斜め上に向かってボールを投げることになると思う。

10m先にボールを投げることの延長で50m先には届かないよね。

 

もちろん、50m先にボールを投げるのが精一杯の人の話ね。

 

50m先に投げようと思って、目一杯投げて、45m点に着地したり、51m地点に届いたりするんじゃないだろうか。

 

どこを狙って投げようとするのか。

この段階で着地地点は8割がた決まっていると思う。

(その時点での能力の限界はもちろんあるけどね。)

 

 

テスト勉強も同じで、勉強を始める前の段階で、どの点数を目指して勉強を始めるのかをしっかりと決めよう。

あとはその点数を取るのに必要なだけ振りかぶって、全力で投げることになるわけだ。

 

今回の点数を取って、正直に君はどう思ったかい?

もっともっと取れるはずだと思ったなら、そのギャップを埋めていこうぜ。

 

満足いく点数が取れたと思った子は、次は自分の評価をさらにあげてのぞもう。

大丈夫、できるから。

 

 

 

 

 

追伸1

ずっと通ってくれている子で、テストが返ってきた時にこんなリアクションをする子がいる。

「いやぁ、今回はちょっとうまくいかなかったですねぇ。」

 

あああ、うまくいかなかったかぁ〜!なんて思いながら僕が点数を見ると、思ったよりいいんだよねってことがある。

 

そういう時は微笑ましく思うね。

「ああ、この子は自分の中での評価が高まってるんだなぁ。前までは喜んでいた点数が、今ではこの子にとっての当たり前になってるんだなぁ。」って。

 

その点数で納得いっていない時点で、君は確実に成長している。

 

 

 

追伸2

例え話がポンポン出てくる時点で職業病だと思っている。

まあ、このブログ系は思いついたのをテキトーに書いていっているので、伝わりづらい部分はあると思うのだけど。

普段の授業と比べて、リアルタイムで話を聞いてくれている人のリアクションが見れないからななぁ。

 

書いたら見直せよって思われるかもしれないが、クオリティを求めすぎると途端にブログを書くという作業が億劫になるので、僕にはこれぐらいがちょうどいい。

続けるために、続けるためのハードルを下げている。

たまに気合い入れて書くときだけ、見直している。

 

まあ、それだけ。

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