僕は頭の側面を刈り上げている。
俗にいうツーブロックというやつだ。
この刈り上げ、すっきりとしていいんだけど、嫌なこともあるんだよね。
伸びてきた時にどうしてもみっともなくなってしまう。
これはマジで。
もはや切ってから1ヶ月ぐらいでみっともなくなってしまうので、この髪型自体、美容業界全体が髪を切る頻度を上げるために流行らせた髪型なのでは?と思いたくなってしまうぐらいだ。
ツーブロック陰謀論。
(冗談です、すみません。)
一回伸びているのが気になりだすと止まらなくなるので、僕は美容室の人に言ったことがある。
どうにかならないんですかね?と。
それに対する答えはもちろん「どうしようもないですね。。。。」だったんだけども。
お客さんの中にはそこだけ自分で刈り上げる人もいるらしいんだけど、そこまで器用なら僕も悩んでいないと思う。
アートのセンスは全て前世に置いてきたので、僕には厳しい。
そんな刈り上げ部分だけにこだわりがあって、いつも同じ長さで刈ってもらっている。
6mm。
これ以上短くするとトゲトゲ感が増しすぎてしまうので、僕はいつも6mmにしている。
でも先日、美容室に行った際にこんな提案をされた。
「今、横の髪の毛が伸びてきているので、被せるなら6mmより短くしてみてもいいかもしれませんよ。どうしますか?やってみますか?1mm単位で短くできるますので。」
その提案に乗っかり、僕は1mmずつ短くしてもらった。
(面倒な客でごめんなさい。)
5mm、4mm、、、
今まで6mmこそが正義と思っていた僕からすると、6mm以下は禁断の領域だ。
ああ、僕の頭部側面が、、、、
削られる、、、、、
※削られていません。
4mmになった時に鏡を見て驚いた。
全然変わっていない。笑
茹でガエルの話のごとく、少しずつ、少しずつ変化していった場合、全然その変化に気づかないではないか。
まあ、いってみればたかだか1mm刈ったところで変わらないかと。
でもこれがいきなり3mmとかにすると抵抗があるよなっていうのも、また真実で。
いきなり自分が悪い方に変わったとしたら、その変化には気づくだろうけど、少しずつ、少しずつ良くない方向に変わったとしても、気づかないかもしれない。
そんなことを改めて僕に教えてくれた僕の側頭部であった。
刈り上げバンザイ。
ではではまた明日。