昨日のブログで逆上がりのことについて書いたけれど、僕はその逆上がりに関連して思うことがある。
人間みんながそうなのかはわからないが、僕に限って言えば、なぜだか嫌いなものが頭の中を占める割合が高いと思うのだよ。
これは大人になるにつれて改善されてはきたけれど、このコントロールが上手にできないと、なんだか人生を損しているような気がしてならない。
例えば、昨日の逆上がりの話。
体育の授業が鉄棒だとわかると、起きた瞬間から学校に行くのが憂鬱だ。
なんなら前の日の夜から憂鬱だ。
たとえその日の給食がカレーだったとしても、僕の頭の中は鉄棒のことでいっぱいになっていた。
給食関連で言えばこういう例もあるな。
僕は小さい頃、レバーが嫌いだった。
あの口に入れた時のネチャッていう感触がとにかく嫌いだった。
それでも出てくるのだよ。
レバーが。
それもポテトと一緒に。
少しでも、ほんの少しでもポテトで気を紛らわそうと思って食った時間が懐かしい。
いやマジで。
だから次の日の給食がレバーとわかった日には、僕のテンション駄々下がりって感じだったのだよ。
まあ、今ではレバーめちゃくちゃ大好きなのだが。
レバーがめちゃうまい焼き鳥屋に、ほぼレバーだけを食べに行くレベルでは大好きだ。
大好きだ。
あとは他の例でいくと、次の日に学校にいけば絶対に怒られるとわかっている日に、学校にいくことだ。
中学の時の顧問がマジで恐ろしかった。
おそらく、今でもあの声を聞くだけで鳥肌が立つような気がしている。
名前を呼ばれようものなら、いやな予感しかしない。
そんな顧問に、次の日に絶対に怒られることがわかっている状態でいく時の気持ちよ。
たとえどんなにいいイベントが学校で待っていようとも、学校には行きたくなくなる。
前日、風呂に入っている時でさえ、この風呂の時間よ永遠に続け、なんてことを考えてしまうぐらいだ。
まあ、それぐらいにいやなことって自分の頭の中を占めてしまうんだよね。
とはいえ、僕も嫌なことばかり考えても未来が好転しないこと、むしろ悪い方にばかり進むことに、途中で気づけてからは嫌なことがそんなに頭の中を占めることは無くなった。
子どもたちには、勉強はもちろんのこと、マインドセットっていう部分でも身につけてもらいたいなぁ。
ではではまた明日。