先日、小学校6年生を対象とした中学準備講座の案内を出した。
その時に中学生の保護者の方からも「うちの子にも、、、」と言ったご連絡があった。
※小6時は在籍しておらず
(勝手に書いちゃいました、すみません!)
確かに英語の勉強の様子を見ていると、中1、中2、なんなら中3、いや、もっと言えば高校生でも、僕がやる予定の基礎英語は受けたほうがいいんじゃないかと思うような子はいる。
僕が教えるから受けろとかそんなんではなくて、普通に英語わからなさすぎてつまらないんじゃね?っていう。
勉強が楽しいか楽しくないかで言うと、学生時代の勉強は辛いことも多かったので僕的にはあんまり楽しくはなかったけれど、それでもわからないよりはわかるほうが楽しい。
超基本的な文法が破壊されているような子は、ただただ知っている単語を好きなように並べ替えるみたいな運ゲーと化しているのではないだろうか。
こわしゅぎぃ。
でも見ていてそういう子は多いわけで。
だからもう一度ここで僕の意見をはっきりと述べておこう。
中学入学前の小6生の、今できる準備について。
小6保護者様はどうか僕の意見に5分だけ耳を傾けてくださいませ。
これからの時期、いろいろな塾で中学準備講座的なものがあると思います。
先取りだの、小学校の復習だの。
まずは英語。
こいつは厄介なのですよ。
英語の先取り問題だが、結論から言うと「すべき!」だ。
先取りとは言っても、be動詞と一般動詞の区別がつく、それらを用いた簡単な英文が正確に書けるぐらいの先取りで十分だとは思う。
大変ですけどね。
一応、小学校の英語カリキュラムの中では文法については詳しくは学ばないということになっているのだけれど、中学校でも入学してから割と序盤で助動詞が登場するなんてことが起きるので、そんなに詳しくやる暇もなく。
とはいえ、大事なのは言うまでもなく。
だから、無理にうちに通えとは言いませんが、信頼できるところに預けるなり、お家でやるなり、何かしらの形で英語学習には励んでおくべきだと思います。
これはマジで。
(うちに預けてくださるのが一番嬉しいですが。笑)
脅しでもなんでもなく、中1の英語が終わるだけならまだしも、中高6年間の英語が終わるぐらいの可能性さえあるので。
ここまで書いたので、ついでに書いておこうか。
数学の先取りについて。
僕的にはこれを小学生の冬休みとかからやる必要は全くないっす。
中学生の数学の最初は正負の数であり、確かに最初はその加減法にこそ戸惑うでしょうが、こんなの訓練でどうにでもなります。
反復でどうにでもなるっす。
この正負の数がうまくいき、中学数学のスタートダッシュがうまく切れたかというと、それは大間違い。
多くの中1生たちがこけるのはこの後だ。
文字式が出てくることにより、その文章題でこける。
割合がわかりません。
速さがわかりません。
規則性なんてもはや手も足も出ません。
この状態になりかねない。
しかもこれの何が厄介って、最初に話した正負の数の計算は量をこなすうちにできるようになっていくんだけど、その後に述べた文章題の苦手は、全然解決しないのだ。
(ということで理科の計算問題もこける)
だからそういった数学の文章題であったり、中学理科の計算問題、なんなら高校化学の計算あたりもものによっては、それそのものが苦手というより小学校の算数ができていないということが目立つのだ。
だから小学生の冬は、数学の先取りなんかしなくていいので、小学校の算数の復習をしてください。
単位量あたりの計算なんかが正確に理解できているといいですね。
まあ、そんな感じで長々と書いたんで、必要としている方の元へこの文章が届くといいなぁ。
あははははは。
僕には全ての小中高生たちを救う力はないけれど、うちの塾を頼って通ってくれている子たちの未来は、少しでも明るいものにしたい。
ちょっと手を打つか。
ではではまた明日。