昨日の続きでも書こうと思う。
これまで生徒をたくさん見てきた中で、本当に力のある優秀な子もたくさんいた。
でもそういう子達に共通しているのは、本当に素直だということ。
これだけの勉強をしよう。
ここまでの水準で小テストの勉強をしてこよう。
間違えた問題はできるようになるまでやり直しをしよう。
勉強って、こういう小さな当たり前のことの積み重ねだと思うのだ。
当たり前のことを当たり前のようにやる。
単純なことだけど、できていない子は多い。
僕の思う素直な子というのは、こっちの求めている水準をしっかりと理解して、そしてそれをきっちりとこなしてくる子。
そこに変な妥協や言い訳もない。
ある年のことだ。
僕らの塾では、中3生は受験前になると毎週のように模試を行う。
「模試の中で浮かんできた自分の苦手を、一つずつ潰していこうね。解いた時の記憶が新鮮であればあるほどいいから、できる限りその日のうちにやり直しをしようね。」
5教科の模試を解けば、そりゃ疲れるわけで。
ほとんどの子が模試が終われば帰っていく。
居残りをする子もいるけれど、集中力が切れたのか続々と帰っていく。
そんな中で最後まで残り続けていたの、毎回の模試で一番成績がいい子だった。
残っているから成績が良いのか、成績が良い子だから残っているのか、そこらへんはわからないけれど、言われた通りに当日のやり直しをしっかりと行い、その後は苦手分野の演習へとうつっていく。
もちろん帰っていく子たちが家で勉強していないんじゃないかと疑っているわけではないけれど、その子は「家に帰るとだらけちゃうんで」ってことで、いつも最後まで塾に残ってやりおなしをしていた。
ちなみに、高校にはいってからも通ってくれたけど、大学受験時もいつも一番最後まで残っていた。
毎年現れる、うちの自習室の番人。
その代はもちろんその子だった。
言われたことを確実にやる。
簡単なようで意外とみんなができていない、そういうことをちゃんとできる子が結局伸びるのだと思う。
このぐらいは良いだろう。
この連続で成長する機会を失ってしまっている。
勉強なんていうのは、昔からずっと行われてきたものなのだ。
やり方に絶対的な正解はないにしても、不正解はたくさんある。
まずは不正解ではない、先生たちがある程度正解に近いと思っているやり方を踏襲していこう。
それが近道なんだから。
一旦は素直に聞き入れ、言う通りにやってみる。
話はそこからだ。
ということで今日はここまで。
ではまた!