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福岡県の公立高校入試対策

このページでは、過去数年間のデータをもとにした、
福岡県の公立高校入試の傾向や
問題構成、難易度について解説します。

この記事を読めば以下の悩みが解決されます!

  • 問題の構成は?
  • どのような問題が出題されるの?
  • どのような対策をすればいいの?

この様な悩みを持った受験生は是非参考にして下さい!

目次

1. 国語

2. 数学

3. 社会

4. 理科

5. 英語

6. まとめ

1. 国語

国語の大問は4つで、説明文、小説、古文、作文から構成されています。
この大問の構成は、ここ数年変化していません。

令和6年度の入試問題を例に
さらに詳しく分析してみましょう。

分野 内容 配点
1 説明文 「学び」に関する説明文を読んで、適切な文の抜き出しや選択を行う問題。文章をもとに自分で文章を作る問題もあった。また、後半には漢字や品詞などの知識問題も出題された。 21
2 小説 現代的な小説を読み、適切な文の抜き出しや選択を行う問題。自分で文章を考える問題ではなく、ほとんどが文中からそのまま抜き出すような問題になっていた。 12
3 古文 古文とその現代語訳を読んで、適切な選択や書き抜きを行う問題。漢文に返点をるける問題や現代仮名遣いになおす問題など、知識問題も少量ながら出題された。 12
4 作文 資料と条件をもとに、2段落の作文を書く問題。第一段落にグラフから読み取れたこと、第二段落にそれを踏まえた対策について書く。 15

 

ここ数年は、この傾向に大きな変化はありません。
上のような構成の問題が出題されます。

漢字や文法などの知識問題が多く出題されるので、
対策をして、点を落とさないようにしましょう。
また、必ず作文が出題されるので、決められた時間で
ポイントを押さえた文章
を書く練習をしておきましょう。

2. 数学

大問は6つで、第一問は小問集合になっています。
問題構成はここ3年ほど変わっていません。

令和6年度の入試問題を例に
さらに詳しく分析してみましょう。

分野 内容 配点
1 小問集合 シンプルの計算問題や関数、データの活用などの基本的な問題が9問出題。 18
2 データの活用 袋から玉を取り出すシンプルな確率の問題。2問目に二つの事象の確率を比較し説明する記述問題が出題された。 5
3 数と式 連続する整数の性質について、会話の穴埋めや証明を行う問題。証明を全て自分で行う問題も出題された。 9
4 関数 三つの会社の電気料金のプランを見て、それぞれのグラフや関数について考える問題。計算自体は単純で、式を正しく立てて活用できるがが問われた。 7
5 平面図形 三角形に関して、相似の証明や面積比を求める問題。証明の文章を自分で1から組み立てる必要があった。また、作図に関する問題も出題された。 12
6 空間図形 直方体に関して、線分の長さや体積を求める問題。体積を求める問題が最後に出題された。 9

 

ここ数年は、この傾向に大きな変化はありません。
上のような構成の問題が出題されます。

小問集合の配点がかなり高いので、
確実に点数を取るようにしましょう。
また、記述問題も多く出題されているので、
正しい説明を記述する練習をしておきましょう。

3. 社会

大問は6つで、ここ数年ほど問題構成に変化はありません。

令和6年度の入試問題を例に
さらに詳しく分析してみましょう。

分野 内容 配点
1 歴史 日本の古代から近代までの範囲の問題。政治、文化、経済に関する表が提示され、それに関連する問題が出題された。 12
2 歴史 近代の日本と世界の関わりに関する問題。用語を解答する問題だけでなく、グラフから当時の人々の暮らしの特徴を読み取る問題も出題された。 8
3 地理 世界の国や州に関する問題。グラフ等の資料を活用して回答しなければならない問題が多く出題された。 10
4 地理 日本の諸地域に関する問題。こちらも資料を活用しなければならない問題が多く出題された。 10
5 公民 地方自治や社会保障など、公民のほぼ全ての範囲からの問題。他に比べて用語を問う問題が多く出題された。 14
6 公民 漁業と海洋汚染に関する問題。消費者として我々ができることを、資料をもとに記述するような問題が出題された。 6

 

ここ数年は、この傾向に大きな変化はありません。
上のような構成の問題が出題されます。

資料を読み取り、記述で解答する問題が多く出題されるので、
模試等で類似問題を解いて慣れておきましょう。
また、用語を問う問題も多く出題されているので、
暗記を怠らないようにしましょう。

4. 理科

大問は8つで、ここ数年ほど問題構成に変化はありません。

令和6年度の入試問題を例に
さらに詳しく分析してみましょう。

分野 内容 配点
1 生物 セキツイ動物に関する問題。五つのグループの特徴に関しての問題が出題された。 7
2 生物 植物の光合成に関する問題。実験の流れと結果を通して、光合成の特徴に関する問題に答えるような形式になっている。 8
3 化学 酸化還元反応に関する問題。化学反応式を記述する問題も出題された。 7
4 化学 酸と塩基の中和反応に関する問題。実験の結果について考察する問題と、その反応の生活への活用に関する問題が出題された。 8
5 地学 地層に関する問題。地層に含まれる岩の特徴や、そこから読み取ることができる当時の環境などに関する問題が出題された。 7
6 地学 日数経過による星の移動に関する問題。金星の動きや変化から、星の移動について記述する問題も出題された。 8
7 物理 ばねを使用した力学の問題。グラフや作図を用いる問題も出題された。 7
8 物理 電気に関する問題。電熱線に電流を流し、抵抗や電力量を求める計算問題も出題される。 8

 

ここ数年は、この傾向に大きな変化はありません。
上のような構成の問題が出題されます。

難易度の高い問題は少なく、基礎的な問題が多く出題されるので、
撮り逃しのないようにしましょう。
また、知識が必要な問題が多く出題されるので、
暗記を怠らないようにしましょう。

5. 英語

大問はリスニングが4つ、筆記が4つで、ここ数年ほど問題構成に変化はありません。

令和6年度の入試問題を例に
さらに詳しく分析してみましょう。

分野 内容 配点
1 リスニング 英語の質問を聞き、その後に読まれる選択肢から適切な答えを選ぶ問題。 3
2 リスニング 印刷された地図を見て、英語の質問に答える問題。 2
3 リスニング 対話を元に、読まれる質問の適当な答えを選択する問題。 6
4 リスニング 説明を聞き、印刷された質問の適切な答えを選択する問題。さらに、英語の質問に対して記述して答える問題も出題された。 9
1 文法 会話の空欄に当てはまる選択肢を選ぶ問題。 8
2 会話文 会話文を読んで答える問題。ほぼ全て選択問題であった。 10
3 長文 英文を読んで答える問題。記述して答えるような問題も多く出題されていた。 14
4 英作文 質問に対して、適切な文章を30語以上で記述する問題。条件に合うような英文にする必要がある。 8

 

ここ数年は、この傾向に大きな変化はありません。
上のような構成の問題が出題されます。

長文問題が2問にリスニングや英作文も出題されるので、
時間内に解き終えることを意識しましょう。
また、英作文を書く練習をしておくようにしましょう。

6. まとめ

今回の記事では、福岡県の公立高校入試の傾向について解説しました。

中3はもちろん、中2、中1のみなさんも今後の参考にしていただけると幸いです!

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