よし、今日も時間内に終わらせるぜい。
現在の時刻が10時39分なんで、11時までには終わらせたるー!
こうやって時間制限を設けて終わらせなければならないことを終わらせようと頑張ることはいいことかもしれないけれど、一定のクオリティは保てるようにしなければならない。
時間というところでいうと、僕は毎日◯時間という勉強はオススメしない。
特に小さい頃からそういった勉強を強いられていると、その時間をいかに勉強している風な感じで過ごすかどうかという術を身につけてしまう可能性が高い。
うちの塾では、定期試験前は長いこと勉強してもらっている。
これがかなり好評なわけなのだが。
子どもたちからはいつも「試験前に塾をたくさん開けてくれてありがとうございます!」という声をもらっている。
あれ、みんな違った?笑
中には定期試験前にそこまで勉強する必要がなくなってしまっているような賢い子もいるので、苦痛に思う子もいるのかもしれない。
それでも、高校受験、遅くとも大学受験時には、これぐらいの勉強量は確保しなければならない。
むしろ少なすぎるぐらいだ。
だから今のうちに勉強体力をつけて欲しいのである。
この勉強体力というのが難しい。
毎年毎年、最初の1学期期末テストの時に集中力がなくなる中1の姿を見ている。
しょうがないことなので、特になんとも思わないのだが、午後ぐらいになってくるとかなり集中力がなくなってくるのだ。
まるで同じクラスにいる気になるあの子をチラ見するかのごとく、恐ろしいペースで時計を見だす。
僕が意地悪をして時計との間に入り、わざと目を合わせると、何かをまずいと思ったのか、また勉強するフリを始めるのだ。
だけれども、そんな子たちも2学期ぐらいになると少しずつ慣れてくる。
その時期になると中3生の雰囲気もだいぶ良くなってくるので、受験が近づいてきた受験生たちの雰囲気を肌で感じながら、勉強するということはどういうことなのかを知っていくのだと思う。
「はい、休憩!」の声でビクっとする姿を見て、いつも成長を感じている。
一気に緊張状態から解かれるあの感じがたまらんのですわぁ。
勉強するときは、時間ではなくて、どこまで解いたかで勉強して欲しい。
時間をこなすためだけの勉強から早く脱却しようね。
「気付いたらこんな時間じゃん!」ってのが理想だね。
じゃあ、頑張って。
ということで現在の時刻は10時51分。
文字数も1000字を超えていい感じ。
ではではまた明日。