• 福岡市東区香椎にある、小学生、中学生、高校生を対象とした進学塾

頑張れなかったあの時

昨日は(僕の)新中3初授業だったので、最初に少しだけ子ども達に対して話をした。

今日はその内容について書こうと思う。

 

僕が高校受験をする子達を見てきた中でずっと思っていることだけど、受験生達、いつかは頑張り始めるわけだ。

遅かれ早かれ。

 

それが8月ぐらいな子もいれば、12月になってもいまいちエンジンがかからない子もいる。

保護者の方も僕もドギマギしながら、まだ頑張り始めないものかと、その様子を見守っている。

 

もちろん、その子が頑張り始めた時にスッと進み出せるよう、いつでも全力疾走できるよう、あらかじめ種は蒔いておくのだけれど。

 

だからみんなもきっといつかは頑張り始める時が来るよ、きっとね。

っていう話をまず。

 

話は変わって、1年後の合格発表の時に、もしも不合格という判定をくらったら、どう思うだろうかと。

「入試本番までに一生懸命に頑張り切ったので、もう何も後悔はないです!」

胸張ってそう言えるといいよね。

一番は合格することだけれども。

 

ただ、どれだけ胸張ってそういうことを言っている人でも、不合格という事実に対しての後悔は少なからずあるだろう。

合格したいと思って本気で取り組んでいれば、きっと悲しいし、きっと悔しい。

 

もっと頑張っておけばよかった。

もっと早くから始めればよかった。

 

そう思うに違いない。

 

じゃあそのもっと頑張っておけばよかったとか、もっと早くから始めておけばよかったってのは、いつの自分に対して思うのだろうか。

 

これがまさに最初に述べた、一生懸命頑張りだしていない時の自分に対してだと思っている。

いつかは一生懸命に頑張り出すわけで、そこは自分なりに一生懸命に取り組んでいる期間なので、やり切った感があるだろう。

だが、その一生懸命の期間の自分からしてみれば、それ以前の自分なんてのは、あまり頑張れていなかった時の自分になってしまう。

 

その自分を振り返って、あの時頑張っておけばよかったなぁ、もっと早くから始めておけばよかったなぁって思うわけ。

だから、頑張れず、ダラダラと過ごす期間が長ければ長いほど、その時の自分を後悔することになる。

早く始めようね。

受験にフライングはないのだから。

 

早くから始めて成功を掴んできた子も見てきたし、早くから始められなくて後悔している子も見てきたからこそ、みんなには前者になってほしいと願うばかりだ。

 

さて、公立高校受験まであと4日。

みんなが最後まで頑張れますように。

ではではまた明日。

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