日頃の行いで、人のイメージというのは出来上がってしまう。
と僕は思っている。
例えばだ。
よく寝坊する子がいたとしよう。
その子が朝の授業開始時間にいなかったとする。
その時にみんな思うわけだ。
「ああ、きっとまた寝坊したんだろうな。」って。
でも、普段遅刻や寝坊等が一切ない子がいたとしよう。
その時にみんな思うわけだ。
「え?何かあったのかな?大丈夫だろうか?」って。
そういう周りからの評価って、自ずと自己評価にもなっていくわけで。
小テストだってそう。
10点満点の小テストがあったとしよう。
いつも5点ぐらいの子が、同じように5点を取ったとしても、周りはなんとも思わない。
同じく本人がなんとも思っていないパターンも多い。
でもこれがいつも10点の子だったらどうだろう。
そんな子が5点を取った時、周りは驚いたリアクションをするのだ。
本人は本人で、ものすごく悔しそうな顔をしている。
そういうところだと思うんだよね。
一度染みついてしまったイメージを変えるのは大変だ。
周りのイメージを変えることも大変だし、自分の中の自分のイメージを変えることも同じぐらい大変だと思っている。
だから、そういうイメージがつかないようにいいイメージにしていくことが重要だと思うし、すでにそういう悪いイメージがついてしまっているなら、どこかで一度踏ん張ってガラリと変えるしかないだろう。
大変だけどね。
小テストで不合格が当たり前になってしまっている子は、5回ぐらい頑張って、全部満点取ってみてほしいなぁ。
最初は君の満点にみんなが驚くかもしれないけれど、だんだんと周りのリアクションがなくなっていくだろうから。
その時にはみんな、君は満点の人っていうイメージに変わっているかもしれない。
ではではまた明日。