• 福岡市東区香椎にある、小学生、中学生、高校生を対象とした進学塾

大学入試

今日は国公立大学の二次試験だ。

僕のとこには受験する生徒はいないが、受験生たちには頑張って欲しいと思う。

 

僕も思い返せば5年前、二次試験会場の九大伊都キャンパスまで眠い目をこすりながら足を運んだ。

実家の最寄駅である大橋駅から天神まで電車で行き、天神から地下鉄で九大学研都市駅まで行く。

そしてそこからバスで20分と言ったところだ。

九大学研都市駅とは名ばかりで、徒歩で学校へ行こうものなら1時間はかかる。

名前に『九大』までつけといて学研都市とかいうそれっぽい名前を醸し出しときながら、かなりの距離があるめちゃくちゃな駅だ。

 

テスト当日はその九大学研都市駅で不動産業者は筆頭に数々の業者の人たちが、緊張する受験生のことなんか御構い無しにガンガンビラ配りをしていた。

「頑張れ」なんてよく言えたもんだな、とかの毒は一切吐いてないし、これっぽっちも思っていないのだが。

 

そんな中、あの『翼を授ける』ドリンクも駅前で受験生に向けて配布をしていた。

「いやいや、翼授けるタイミングおかしいやろ!」

とも思ったが、気づいた時には僕はなぜか二本もらっていた。

 

あれだけ腹痛が怖いとか、お腹が弱いとか言っていたくせに、試験が始まる前に一本飲む。

どうやら本当に翼を授かろうと思っていたらしい。

まあもともとコンディションはその日は割といい方だったので、その1本目は特に問題はなかった。

 

ところが問題は2本目だ。

九大の二次試験は2日に渡って行われる。

1日目に数学と英語、2日目に理科だ。

(実際、このシステムも結構めんどくさい。なぜ理科のテスト2時間半のためだけにあんな馬糞臭漂う福岡市最果ての地へ行かねばならない。)

 

1日目に帰ってから、カバンの中のドリンクの存在に気づく。

普通なら取り出して冷蔵庫に入れるなりしておけばいいものを、当時の僕は何を血迷ったか飲み始めたのだ。

しかも22時ぐらい。

「これで今日もがっつり理科の勉強できるぞー!」

とでも思っていたのだろう。

 

目が冴え渡り、次の日、若干の寝不足になったのは言うまでもないだろう。

明日がある受験生は、今夜、翼を授かるのはよそうね。

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